カントーカップ使用構築
最高レート1731(24-1) 最終レート1709(95位)
ポケモン | 特性 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
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サンダース | 蓄電 | 10万ボルト | ボルトチェンジ | 欠伸 | 雨乞い | 脱出ボタン |
オムスター | すいすい | 波乗り | 冷凍ビーム | めざめるパワー電 | 殻を破る | 気合の襷 |
カビゴン | 厚い脂肪 | のしかかり | 10万ボルト | 眠る | 寝言 | 食べ残し |
ヤドラン | 再生力 | サイコキネシス | 冷凍ビーム | 怠ける | トリックルーム | ゴツゴツメット |
カイリュー | マルチスケイル | 逆麟 | ドラゴンクロ― | 神速 | 地震 | 拘り鉢巻 |
ウツボット | 葉緑素 | リーフストーム | ウェザーボール | めざめるパワー氷 | 寝言 | 拘りスカーフ |
・概要
サンダースによる先制雨乞いor欠伸+脱出ボタンによってオムスターを展開していくカントー雨と、カビゴン+ヤドランの高耐久による疑似的な受けループを軸とした構築。
突破力と先制技を持つ鉢巻カイリュー、カントーカップ唯一の自動天候である晴れに対するメタとしてウツボットを残り2枠に採用しました。
もともと構築の形は、僕がTwitterで「カントー教えて」と呟いたところ、2名の方からそれぞれ「オムダース」「カビヤドカイリュー」との返事を頂いたので、じゃあそれくっつけて使うかーと思ったのがスタートです。
〈Special Thanks!〉
津軽さん カントーカップ構築・雨パ 津軽カントー雨とでも名乗っておこうか - 化石場文化センターオンライン
かなたさん かなたなか カントーカップ使用構築≪シングル≫
172(252)-*-81(4)-144(108)-116(4)-184(140)
10万ボルト/ボルトチェンジ/欠伸/雨乞い
H…ぶっぱ
B…あまり
C…155-95ゲンガーを10万ボルトでヘドロ込み確定2発
D…余り
S…最速115族抜き
オムスターを展開させるためのキーパーツ。
単体性能を犠牲に後続のサポートに特化させています。
とは言え、試作構築を回していたところゲンガーのシャドボ2発で落ちるのが納得できなかったので、ゲンガーを意識して耐久と特攻を調整しました。
10万ボルトはサンダースに電気として最低限の仕事を任せるために採用。
雷でないのは、素の命中が気に食わなかったからです。
ボルトチェンジは欠伸や雨乞いの後に脱出発動しなかった場合、自主的に展開させるため+オムダースが不利な相手から逃げるための技です。
10万ボルトとボルトチェンジの両立によって、オムダースの幅は広がりましたがダースミラーや対カイリューなどで安定しない面もあったので、もう少し煮詰める部分だったかなと思います。
欠伸は、オムスターの殻を破る起点を作る為に採用。
雨を降らさなくてもオムスターが破るだけでいけそうな場合や、相手にラプラスなどがいる場合は雨乞いではなくこちらを使っていきます。
オムダースは相手の選出によって展開のタイミングが変わってくるので、そこを見極めるためにも相手の裏を見ることができる欠伸は有能でした。
雨乞いはオムスターの素早さ+火力を上げる技。
持ち物は脱出ボタン。
オムダースを回すキーとなるアイテムなので、カントー雨ならこれ以外の持ち物は考慮外でした。
146(4)-*-146(4)-182(248)-90-107(252)
波乗り/冷凍ビーム/めざめるパワー電/殻を破る
H…余り
B…余り
C…ぶっぱ
S…ぶっぱ
控えめCSぶっぱの火力厨。
キングドラと違い、雨下でも破りパルシェンを抜けないので注意。
中堅どころで固めている構築はオムスターで半壊します。
先制技がない構築も半壊させやすいです。
波乗りにしたのは外し負けを避けるため。
襷を盾にすることで殴る回数は確保できないこともないため、運負けツイットを避けるために波乗りを採用しました。
冷凍ビームは草やカイリューで詰まないために採用。
破ればマルスケカイリューも突破出来ます。
めざめるパワーが電気なのは、ミトムやランターンがいないため、草である必要性が感じられなかったからです。
対ギャラドスを意識している部分もありましたが、ギャラドス見なかったです残念。
殻を破るはオムスターの単体性能を上げるために必要な技。
この技のおかげで、サンダースと組み合わせなくてもピン選出できるようになります。
持ち物は気合の襷。
無理やり破る機会を作るため、行動回数確保の意味を込めて採用しました。
一時期は拘り眼鏡も考えていましたが、どうしてもサンダースと組み合わせての選出を強制されてしまうため却下しました。
・カビゴン
256(164)-130-94(68)-91(44)-170(196)-49(36)
のしかかり/10万ボルト/眠る/寝言
H…残飯効率考慮
A…無振り
B…珠パルシェンの[+2]ロックブラスト確定耐え
C…Hに220振った[-1]パルシェンに10万ボルトが93.8%で1発
D…余りぶっぱ
S…麻痺した[+1]準速カイリュー抜き
色々考えてこのように振りましたが、結局のところHDぶっぱで良かった気がします。
理由として、
・カビゴンに後出ししてきたカイリューを麻痺させた場合、相手に舞う余裕はない
・舞ったカイリューとカビゴンが対面している時点で負け濃厚
・パルシェンはASが多い気がしたのでCに振らなくても良かったっぽい
といったことが挙げられます。
のしかかりは相手の交換に麻痺の恐怖を与える最強の技。
後出ししてきたパルシェンやカイリューを次々に麻痺させていった時は、こちらの方が逆に痺れました(ドッ
10万ボルトは対パルシェン、そしてゲンガーで詰まないように採用。
カビゴンの前で破ってくるパルシェンは多かったので非常に良く刺さっていました。
眠るは相手のどくまもやちいさくなると戦う時にHPの面でもPPの面でも有効な技。
残飯を見た相手はよく毒毒撃ってきたので、ギリギリからの眠るは相手からしたら非常にやっかいなものだと思います。
寝言は眠っている時にも隙を見せないための技として採用。
寝言で10万ボルトをパルシェンに撃った時は感動ものでしたが、負け試合は主にカビゴンが寝言で眠るを引き当てたことや起きるタイミングの読みが外れた時だったので、安定しているとは言い難い技構成です。
持ち物は食べ残し。
居座るタイプのポケモンなのに加え変な調整で耐久を削っているため、耐久を疑似的に引き延ばしてくれて助かりました。
1回だけでも隙を無くすために、カゴの実でも良かったかもしれません。
201(244)-*-177(244)-120-103(20)-50
サイコキネシス/冷凍ビーム/トリックルーム/怠ける
HB…いじっぱりカイリューの舞ジュエル逆麟をできる限り耐えられるように
C…無振り
D…残りを気持ち程度にぶっぱ
カビゴンと組んで物理を受け止め、再生力で回復していく要塞。
主にパルシェンやカイリューはヤドランで受け止める形になります。
が、鉢巻カイリューは無理なので対カイリュー面は非常に不安定なものとなっています。
サイコキネシスはタイプ一致のメインウェポン。
カビゴン重くなるのでサイコショックにすれば良かったと後悔。
冷凍ビームはカイリューを仕留めるために必須レベルで採用。
トリックルームは切り返しのために。
主に流し際に発動することで、カビゴンやカイリューが動きやすくなります。
ラストは一貫性の高い波乗り、レアコイルを呼ぶので大文字、回復技の怠けるで悩みましたが、カビゴンと組ませるにあたっての優先順位で怠けるを採用しました。
ここは今でも正しかったのか分からないです。
結果論で述べるのなら、レアコイルやサイドン、ゴローニャ多かったので波乗りでした。
持ち物はゴツゴツメット。
カイリューのマルチスケイルを剥がしたり、カイリキーの爆裂パンチを受けて削ったりと、サイクル戦において非常に有効な持ち物でした。
鉢巻カイリューの逆麟を確定で耐えられるのならオボンなのですが・・・
195(100)-207(148)-150(172)-*-132-122(88)
逆麟/ドラゴンクロ―/神速/地震
HB…いじっぱりAぶっぱカイリューの鉢巻逆麟をマルスケ込みで確定耐え
A…H4振りのカイリューをマルスケ込みで確定1発
S…残りぶっぱ
鉢巻カイリューを使うに当たって、非常にやっかいなのがカイリューミラーだったのでそれを意識した配分にしました。
マルスケ削れてるのにキュウコンのめざ氷やカビゴンの冷凍パンチを止めたので、調整が活きた場面もあって良かったです。
逆麟は後出しから止めることができるポケモンは非常に少ない、最強の物理技。
ヤドランでも後出しから完璧に止めることは無理です。
(僕のカイリューはAを削っているためオボンなら止まります;;)
ドラゴンクロ―は相手の裏が見えない時にも火力を押し付けるために採用。
火力は落ちますが、逆麟キャッチを防ぐことができます。
神速はこの構築唯一の先制技。
鉢巻を巻くことで火力もそこそこ期待できます。
ヤドランとカビゴンで負担をかけ続け、最後に鉢巻神速で〆というパターンもありました。
地震はレアコイルやキュウコンなどに一貫して通る技。
ほとんど使用することが無かったので、馬鹿力と悩みましたがどっちでも良かったと思います。
持ち物は拘り鉢巻。
このルールにおいては舞うよりも早期に火力押し付ける方が強いと判断しての採用です。
また、鉢巻の場合はメタモンコピーも致命傷になりません。
H…余り
B…余り
C…ぶっぱ
S…ぶっぱ
戦犯。
一応概要説明すると、準速1舞カイリュー抜けるように臆病採用。
晴れ下で葉緑素アタッカー潰すためにスカーフで採用。
リーフストームは一致火力押し付け。
ウェザーボールは晴れで撃つメインウェポン。
めざめるパワー氷は対晴れカイリュー。
寝言は眠り粉で詰まないように。
選出機会ほぼなかったし、晴れ相手はカビヤドカイリューで十分でした。
この枠はおそらくゲンガーにした方が良いです。
この構築は一撃技に対する耐性が0なので、つのドリルと地割れを封殺できるゲンガーにするべきでした。
それ以上語ること無し。
主な選出
・サンダース+オムスター+α
・カビゴン+ヤドラン+カイリュー
大体どちらかの選出でいけます。
場合によってはカビヤドオムスターなどの亜種選出も。
総評として、カビゴンとヤドランをロックしてくるポケモンが弱点だったと思います。
また、ウツボットをゲンガーにしていたら構築の完成度は上がっていたのではないでしょうか。
ゲンガーはカビゴンではなくオムダースで見る選出だったかもしれません。
このような特殊ルールは、環境への影響関係なしにポケモン勢のモチベーションを高めるものだと思うので、積極的に開催して貰いたいですね!
そんなところさ!!!!!