ヌオーメタモン構築 feat.積みサイクル

積みを無効にするヌオーと逆手に取るメタモンを組み合わせたらどうなるのか気になって組んでみた


ポケモン 特性 技1 技2 技3 技4 持ち物
ヌオー 天然 滝登り ストーンエッジ 鈍い 自己再生 オボンの実
メタモン 変わり者 変身 なし なし なし 拘りスカーフ
ハッサム テクニシャン 蜻蛉帰り バレットパンチ 電光石火 剣の舞 命の珠
カイリュー マルチスケイル 逆麟 神速 地震 竜の舞 ラムの実
パルシェン スキルリンク 氷柱針 ロックブラスト 氷の礫 殻を破る 気合の襷
ウルガモス 炎の身体 大文字 虫のさざめき めざめるパワー地 蝶の舞 虫のジュエル


メタモンで相手の天候エース、積みポケを逆手にとりつつ、ヌオーでメタモンが逆手にとれないビルドアップや瞑想持ちをシャットアウトできないかと考えて組みました。

しかし、ヌオーメタモンで選出するよりはこの2匹で相手の積みポケに圧力をかけつつこちらの積みポケで抜いていくというパターンが多いです。

主な選出はハッサム/カイリュー/パルシェン/ウルガモスから3匹か、内2匹とメタモンといったパターンになります。

よって、ヌオーメタモンというよりはメタモン入り積みサイクルといった方がしっくりくるかもしれません。


以下個別解説

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ヌオー@オボンの実 滝登り/ストーンエッジ/鈍い/自己再生

構築のスタートになったポケモンその1。
よって採用理由は先述のもの以外には特にありません、
主にビルドローブシンや砂ガブ、ギャラドスウルガモスなどメタモンで相手にしにくいポケモンを相手にします。
技構成は地震でなく滝登りにしていますが、正直どちらでも良いと思います。
また、鈍いを積んでも以外に活躍しにくかったりします。
ツイッターで見かけた意見なのですが、鈍いを威張るにしても面白いかもしれません。
個人的には持ち物もオボンよりゴツメを持たせたい場合が多いです。
珠or玉ローブシンやギガドレガモスが多い現状ではBW期ほどのメリットが得られないと思いました。
というか熱湯スイクンや火炎玉ランクルスとか、瞑想持ちに勝てるビジョンが浮かばない。
あまり選出しないのでこれ以上言うことも無し。
ただ、竜舞バンギラスに対する性能だけはピカ一です。
調整はHBベースでオボンのテンプレです。



メタモン@拘りスカーフ 変身/なし/なし/なし

構築のスタートになったポケモンその2。
相手のドリュウズキングドラカイリューパルシェン等になって相手を上から叩きます。
また、ナットレイクレセリアといった耐久ポケモンの型を見破る為に投げる場合もあります。
ヌオーよりも下記の積みポケ達と組んで選出するパターンが多く、また雨パにはこいつの選出が必須レベルです。
その他は特に言うこと無しの、めざ地個体です。



ハッサム@命の珠 蜻蛉帰り/バレットパンチ/電光石火/剣の舞

ハッサムは割と後から構築に入って来たポケモンです。
剣舞先制技で相手を削ったり、蜻蛉帰りで有利対面を作りだしたりします。
虫喰いでなく蜻蛉帰りなのはどうかとも思いましたが、相手がハッサムに強いポケモンを投げてくるタイミングは割と分かりやすいのでそこまで困ることにはならなかったです。
剣舞あるから蜻蛉腐らない、ということはなく、Sの遅いハッサムではライコウの瞑想ボルチェンのように積みを腐らせないようにすることが難しいので、終盤まではなるべく積まない方が良いかもしれません。
主にカイリューウルガモスと組んで選出します。
バンギラステラキオンのエッジは許さない。



カイリュー@ラムの実 逆麟/神速/地震/竜の舞

積みポケその2。
サブウェポンはヒードランの起点にならないように地震を選択しました。
終盤に神速で抜くよりも、初手で出してガンガン削っていくことのが多かったです。
ラムの実持ちなので、割とユクシーカバルドンに突っ張ることもあります。
ハッサムで削ってから神速で抜いていってり、カイリューの舞逆麟で削ってから珠ハッサムで抜いていきます。
相性補完ができている、突破力があり先制技もあるポケモンの組み合わせは強いと実感しました。
砂霰ステロは許せない。



パルシェン@気合の襷 氷柱針/ロックブラスト/氷の礫/殻を破る

積みポケその3。
メタモンが弱いポイヒガッサやポイヒグライに対するカードでもあります。
襷が残っていればラティやボルトにも勝てるので襷はチートアイテムですね。
ドロポンでドラングロスなどに突っ張るようにするよりも、ミリ残りの相手やガブリアスカイリューボーマンダといった氷4倍竜に勝ちやすくなる礫を選択。
スイクンブルンゲルランクルスクレセリアは滅びろ。
こいつらが相手の手持ちにいる場合は容易に破らないようにしましょう。



ウルガモス@虫のジュエル 大文字/虫のさざめき/めざめるパワー地/蝶の舞

積みポケその4。
ヒードランの後出しからの身代わりをさせないためにめざ地採用。
蝶舞いを積んでいる状態ならスイクンに無理やり突っ張ることもあります。
ラムがカイリューに渡ったため、虫のジュエルを持たせました。
特に記述することもないのですが、一番活躍してるのはこいつだと思います。
とくかく舞えば止まらないポケモンです。
大文字とストーンエッジをお互いに外した時は照れました。

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回して見ての感想は、スイクンブルンゲルがいないことを願うことばかりでした。

また、ヌオーは急所を露出させているようなのであまり選出しませんでした。

メタモンはやっぱり強いです。

エッジが一貫しているとは言ってもあれは外れる技なので大丈夫です()

とにかくウルガモスが強すぎました。


ヌオーメタモン自体は、取り巻きの4匹次第でどのようにも構築方針が変わるので、今回は積みサイクルを組み込みましたが雨や砂などを組み込んだヌオーメタモンも面白そうではあると思いました。


某所現レート 1158