ライコウローブ亜種(バンギグライ改)β版

ポケモン 特性 技1 技2 技3 技4 持ち物
ライコウ プレッシャー 10万ボルト 毒毒 身代わり 守る 食べ残し
ローブシン 鉄の拳 ドレインパンチ マッハパンチ 冷凍パンチ 寝言 黒帯
エンペルト 激流 ハイドロポンプ アクアジェット 冷凍ビーム 草結び 風船
カイリュー マルチスケイル 逆麟 神速 地震 竜の舞 ノーマルジュエル
グライオン ポイズンヒール 地震 ハサミギロチン 身代わり 守る 毒毒玉
ハッサム テクニシャン 蜻蛉帰り バレットパンチ 羽休め 毒毒 ゴツゴツメット

元々バンギグライエンペカイリューライコウローブという並び、形で使用していたのですが、思いのほかバンギラスが役に立たなかったのと一部のポケモンに薄くなりがちだったのでバンギラスハッサムとしたのがこの構築になります。

並びの便宜上ライコウローブと銘打っていますが、ライコウで壁は張りませんしローブシンでビルド積みません。

ただ、使用感だとライコウローブシンの選出はメインの軸となっているように思えます。

以下簡単な個別解説。




ライコウ@食べ残し
実数値:193-*-99-136-121-183
努力値:220-*-28-4-4-252
技構成:10万ボルト/毒毒/身代わり/守る

ノイコウです。
中途半端な打点しか持てないポケモンほとんどを完封する程度のスペックはあります。

全体的にグライオンが重いので、守る→めざめるパワー氷も考えています。
しかしノイコウはこの形が最も強いのではないでしょうか。

元々バンギグライの形だったと上で述べていますが、構築のスタートはライコウだったりします。
なので採用理由は特になし。
強いて言うならば、当時の僕の構築がノイコウで半壊するものだったので今の環境でノイコウがどれほど活躍できるか確認したかった、といったところでしょうか。
結果を言うと、十分通用します。



ローブシン@黒帯
実数値:191-210-127-*-96-66
努力値:84-244-92-*-84-4
技構成:ドレインパンチ/マッハパンチ/冷凍パンチ/寝言

鉄の拳+黒帯でローブシンとしての基本性能の底上げを図りました。
採用理由としては、ノイコウを使う上で脅威となるカバドリや残飯ヒードラン対策です。
カバルドン対策としては不十分なローブシンですが、後述のグライオンエンペルトでさらに縛っています。

持ち物は本来命の珠だったのですが、ポイヒガッサに投げる駒としても使うには技を撃つだけでもりもりHPが削れてしまうのはよろしくなかったので他の持ち物を探したところ黒帯に行き着きました。

調整は、物理特殊満遍なく耐えるようなものになっています。
しかしきあパンガッサに対応しきれていないので、特殊方面を切って物理耐久に回すのも良いかと思います。



エンペルト@風船
実数値:191-*-113-158-129-88
努力値:252-*-36-98-60-60
技構成:ハイドロポンプ/アクアジェット/冷凍ビーム/草結び

パルシェン・瞑想無しスイクンなどの水ポケモンガブリアス対策のポケモン
パルシェンを後出しからでも止められるというのはグライオンカイリューが混在するこの構築ではかなり大きなポイントだと思います。

技は定番の4つです。
一致高火力技のハイドロポンプ、ミリ耐えを潰すアクアジェット、竜に撃つ冷凍ビーム、水潰しの草結び。
ハイドロポンプ→波乗りも考えましたが、オボンカバルドンバンギラスを相手にした時に火力不足で競り負けたくなかったのでハイドロポンプにしました。

調整は、Sは4振りハッサム抜きのポケモンまで抜けるラインに設定、耐久をA182鉢巻ガブリアスの逆麟を超高乱数2耐えとウルガモスの舞大文字耐えにして残りをCにつぎ込んでいます。

風船はマンムーカバルドンドリュウズガブリアスと戦う上で欠かせないものですが、他でケア出来る時は問答無用で割らせましょう。
無駄に風船維持に固執して全体が消耗しすぎた、というパターンが多かったです。

やりたいこと全てを実現できるスペックは持っていませんが、相手を絞れば十分環境に食い込めるポテンシャルは秘めていると思いました。



カイリュー@ノーマルジュエル
実数値:167-204-115-*-120-132
努力値:4-252-0-*-0-252
技構成:逆麟/神速/地震/竜の舞

抜きアタッカーにしてウルガモスストッパーでもあります。
A補正かけてASぶっぱして少しでも抜ける&倒せる範囲を広げています。

ちなみに、上記のローブシンマッハパンチとこのカイリューのジュエル神速で4振り程度のキングドラはボチボチの確率で沈みます。

技構成は、定番のもの3つとサブウェポンに地震
炎のパンチにしてハッサムに強くしても良かったのですが、ヒードランを考えると採用できませんでした。
ハッサムヒードランウルガモスあたりに広くダメージが入るので地震でも良いだろうという考えでもあります。

持ち物は、ある程度削れたボルトロスを電磁波を撃たせず沈めたりキングドラへのダメージソース確保の意味も込めてノーマルジュエル。



グライオン@毒毒玉
実数値:177-118-148-*-96-161
努力値:212-20-20-*-4-252
技構成:地震/ハサミギロチン/身代わり/守る

バンギグライの名残であり、毒状態の相手を封殺するポケモン

グライオンのS調整は使う方使われる方共に意識し合ってキリがないので最速にしました。

技構成は定番のものばかりなので特筆することもありません。
地震を氷の牙にしてミラーを意識しようとも思いましたが、本来グライオンが相手に出来るはずの相手、起点にされないはずの相手に不利になってしまうので不採用。
ハサミギロチンはSが161以下のポケモンに等しく3割の死を与える機会を1回は作れる、グライオンがただ無限するだけでないことを再確認させられた技です。
テクニガッサの種マシンガンに痛い目に遇わされがちなので守るを切って燕返しにしていた時もありましたが、ほとんどがポイヒだったので守るに戻しています。

Aを209ガブリアスの身代わりを破壊できるまで振っていますが、元々いたバンギラスが後述のゴツメハッサムになったので耐久にもう少し割いても良いかなと思います。

あとグライオンを使っていて思ったのが、「守る」をあえて外すタイミングを知ることが重要なのかな、ということです。
ここらへんの読み?を磨いてギロチンの試行回数を増やすことができればもっと活躍してくれるでしょう。
ギロチンを撃たざるを得ない状況はあまり良いものでないとは思いますが。



ハッサム@ゴツゴツメット
実数値:175-150-161-*-108-85
努力値:236-0-212-*-60-0
技構成:蜻蛉帰り/バレットパンチ/羽休め/毒毒

本来この枠はバンギラスだったのですが、マンムーやダブチョ持ちの竜があまりにもきつかったのでバンギラスが有利な相手であるラティオスクレセリアへの対応力はできるだけ落とさずマンムーに抵抗を持とうとした結果、ハッサムとチェンジとなりました。

技構成はラティクレセやユキノオーに撃ちながら試合を展開できる蜻蛉帰り、代名詞であるバレットパンチ、ゴツメと相性の良い羽休めまで入ってきて、残り1枠は剣の舞と毒毒で悩みました。
結果、羽休め連打で勝てる状況を生み出しやすい毒毒の採用になりました。
ライコウグライオンとの相性が良いからとう理由もあります。

調整は、ラティオスの眼鏡竜星群1.5耐えからのBぶっぱ。
バンギラスの代わりに入ってきた以上、このラインは切れませんでした。





解説は以上です。

構築のメンツに致命的な欠陥が見つからない限り、このメンツのまま内部をグライオン、瞑想身代わりスイクンといったポケモンにより単純明確に対応できるよう改造していくことになると思います。

また毒毒・ハイドロポンプ・寝言といった不確定要素に頼っている面があるので、そこらへんの技外しは仕方がないと割り切るしかないです。



そんなところさ